11月は紅葉の本格シーズン。木々だけでなく野菜もその他の食材も、日に日に気温が下がっていくのを感じて脂肪を蓄えたりしながら冬を越す準備をはじめます。だから秋の旬の素材は栄養たっぷり。太らないよう気をつけなきゃね。
旬の食材1. 紫芋
主な産地:鹿児島
実が紫色や赤紫だから紫芋。外皮は紅や赤、白などいろいろあります。紫の色はアントシアニンが豊富な証拠。ポリフェノールの一種で、眼病予防、老化防止、発癌抑制など効果はさまざま。そんなことよりこの甘みとふんわり感をまず楽しみたいですね。
旬の食材2. カステルフランコ
主な産地:北海道
イタリア野菜でチコリの仲間といわれるカステルフランコ。レタスの葉に赤味をさしたような模様が特徴で、盛り付けによっては「薔薇」のようで「冬の花」ともいわれます。
旬の食材3. インカのめざめ
主な産地:北海道
南米はアンデス山脈の麓で栽培されていたことから「インカの芋(じゃがいも)」。それが品種改良によって北海道でも栽培されるようになり「インカのめざめ」としてデビュー。とっても甘くて舌触りもなめらか。スイーツ素材としても注目を集めています。
旬の食材4. 柿
主な産地:和歌山
最近は早生種やハウス栽培もあり、8月から登場する場合もありますが、本格的な熟れた柿はやはり10月後半から11月。柿は1000種類もありますが、そのうち美味しいと言われるのは20種ほど。葉が4枚きれいに整っていて、 実の色がヘタの近くまで均一なのが、美味しい柿を選ぶポイントだそうです。
協力:add:PAINDUCE
TEXT & Photo:Pain Kitchen. Tetsuro Nanya