フォカッチャはイタリア料理のパンで、オリーヴオイルの香りがよく、もちっとした食感が特長です。ルッコラや生ハムなどを挟んだサンドイッチも美味しいですね。初心者の方でも失敗しにくく、トライしやすいレシピです。
調理時間 | Lv | 卵使用 | 乳使用 |
120分 | × | ○ |
材料 |
生地(約200g作る場合) 強力粉(オペラ60g・青星60g) 塩 1.2g インスタントドライイースト 1.2g 牛乳 12g 水 61g オリーヴオイル 18g パルメザンチーズ 適量 |
強力粉・塩をボウルに入れ、丁寧に混ぜる。(イーストと塩が直接当たると発酵障害が起きるため)
今回は、国内産強力粉を2種類、灰分が高いものと低いもの2種類を使います。(1種類でも可)
※灰分とは、小麦の外皮に近い胚芽・フスマ部分の含まれる量を示し、灰分が少ないほど白い粉となります。外皮に近い部分が多いほど、ミネラルも豊富ですが、生地もベタつき扱いにくくなります。タンパク質は、多いほど釜伸びが良く、よく膨らみます。グルテンが少ないほど歯切れの良いさっくりとしたパンに仕上がります。
(1)にインスタントドライイーストを入れる。フォカッチャはあまりこねない生地なので、混ぜムラを防ぐために、粉の時点で丁寧に混ぜておく。
牛乳・オリーヴオイル・水を入れ、ボウルの中で粉気がなくなるまで混ぜ、作業台に出す。
作業台にこすり付けるように、生地の表面が滑らかになるまでこねる。フォカッチャ生地は、叩かない生地なので混ざったら完了。(約1~2分間目安)
【1次発酵】ラップをかけて、温かいところで約30分
カードを使って3等分にします。手のひらの上で包み込むように、閉じ目を作るように軽く丸めます。表面はつるんとした状態。
【ベンチタイム】ラップをかけて、温かいところで約20分。
発酵後は、すこしふわっとした状態。閉じ目側を手のひらに乗せて丸めなおし、軽くガスを抜きます。
そして再度丸めなおします。(閉じ目がとじて、表面はつるんとした状態)
オーヴントレーに並べ、軽く押さえて形を整えてください。
【2次発酵】ラップをかけて、温かいところで約30分。
(発酵終了後、オーヴンを250℃に予熱し、焼成の準備をします。)
薄くオリーヴオイルを刷毛で塗ります。菜箸又は指でピケ(穴)を4~5カ所入れます。
生地が暴れないようにと、デザインのために、という意味合いがあります。
パルメザンチーズまたは岩塩を軽く降りかけます。
250℃のオーヴンで9~11分焼成。完成です。