去る7月、錢屋本舗本館で<錢屋塾 特別企画 親子パンレッスン>が開催されました。講師はブーランジェリーフクシマ福島健治シェフ、ブーランジェリービアンヴニュ大下尚志シェフ。
メニューは3種。「子供たちが巻いたウインナーパン」、「揚げないシュガードーナツパン」、「自分で焼くオシャレなフレンチトースト」。さらに大下シェフのスペシャリテでもある”オレンジのクグロフ”を皿盛りデザートにした「サバラン」も登場。
最初は恥ずかしそうにしていた子供たちも、両シェフと一緒に成形や生地捏ねをする頃にはエンジンがかかり…最後には、もっと作って!まだ帰りたくない!と熱気溢れる午後となりました。
ご紹介するのは親子パンレッスンで登場したフレンチトースト。様々な作り方がありますが、今回のレシピは実際に子供たちが焼いたものと同じ。
そんな子供たちは、というと…焼き加減をシェフに見てもらいながらおいしそうな焼き色を目指して真剣にフライパンの前に立っていました。
簡単に、お子さんでも出来るフレンチトーストを作ってみませんか。家族の皆が喜んでくれるのも嬉しい、夏休みの想い出にもぴったりです。
ざいりょう(ふたりぶん) |
*たまごえき ぎゅうにゅう 250グラム さとう 60グラム はちみつ 25グラム たまご 2こ *パン 2まい(5まいぎり) |
たまご、さとう、はちみつをいれたボウルに、ひとはだにあたためたぎゅうにゅうをいれる。
あわだてきで、よくまぜる。
じょうおんになるまで(さめるまで)ひやす。
たいらな大きなおさらにそそぐ。(ジップのついたふくろでもよい)
たまごえきを、パンにしみこませる。うらがわも おなじようにする。
あたためたフライパンにバターをいれて、とけてきたらパンをやきます。
やきいろがついてきたら、うらがわもやきます。中火で、おいしそうなやきいろがついたら できあがり。
*備考*
パンは冷凍庫に入っているものや、少し固くなったもので充分です。バゲットは食パンに比べると染み込むのに時間がかかるので、しっかり染み込ませたい場合は一晩冷蔵庫に置きますが、食パンは長く浸しすぎると柔らかくなりすぎます。スポンジに吸わせるように食パンを軽く押さえると、短時間で卵液(アパレイユ)を染み込ませることができます。
アイスクリームやジャム、フルーツなどをのせて。粉糖をふりかけたり、ミントを飾ったり。楽しく、お腹いっぱいになりますように。
協力
錢屋塾 株式会社錢屋本舗(ゼニヤホンポ)
ブーランジェリー フクシマ
ブーランジェリー ビアンヴニュ
日々、教室を運営しながら自らも学び、パンに触れる暮らしの中での気づきや、パンを楽しむ皆さんへ伝えたい事を綴っていただきます。アトリエへちょっと立ち寄るような気持ちで、ご覧くださいね。