お世話になっていたお店が改装工事に入るので、1月一杯で仕事が終わりました。
しばらくフランス国内を周ろうかと思ってて、今回は、少し前に参加したパンの講習会と旅行にも行ってきたので、紹介します。
まずは、フランス西部のアンジェ (Angers) という町で、地方パンの講習を受けさせてもらいました。昔フランスでは、地方ごとに特色をもったパンが作られてたらしくて、ご当地のパンみたいなイメージでしょうかね。
今、フランスでは、ほとんどのお店が地方パンをあまり作っていなくて、その土地のパン屋さんでも作り方を知らない人が多いそうです。
パン職人だったりお菓子職人が受講してたので、プロ向けに開催された講習会で、 受講者はデモンストレーションと話を聞きながら、補助する形で製造にも参加してました。
今のパンとは、どういう違いがあるんですか。
実演してたパンの写真を見るとわかりやすいですよね。
初めて見るものばかりで、こんなかんじなんです。
焼き上がると・・・・
どのパンも見たことの無い成形で、感心するばかりでした。
地方パンっていうフランスの食文化に少しでも触れられて、とても勉強になりました。
この講習を後にして、トゥール(フランス中部 Tours)に向いました。トゥールという町は、パリから列車で1時間半も掛からない所にあって、古城巡りの出発地点として有名な場所です。
この写真のトゥール駅舎は、建築物としても有名だそうですよ。
こちらの大聖堂入口の彫刻が凄かったのと、やはり大聖堂のステンドグラスは素敵でした。
そして!
今回私がどうしても行きたかった、アンボワーズ(フランス中部 Amboise)に行きました!!
トゥールから、C線のバスに乗り1時間ぐらいの所にある町で、レオナル・ド・ダヴィンチの終焉の地です。
最初にクロ・リュセ城に行きましたよ。
クロ・リュセ城は、レオナル・ド・ダヴィンチの過ごしたお城というよりは、館でした。
ほんとに、いろんな分野で天才だと再確認させられました。
楽しかったですよ!
ここには、レオナル・ド・ダヴィンチのお墓があります。
ロワール川を見渡せる高台にお城があるので、景色もとても綺麗なんです。
なんと暖炉があって、本物の蒔で火が焚かれてたんです!
いいのかなぁ・・・と思いつつ、火にあたって暖まりました。(笑)
アンボワーズ城は、庭も整備されていて、すごく綺麗でした。
また訪れる機会があれば、行きたいですね。
この旅では、本当にいろんな分野での驚きと発見がありました。
パリから近いので機会があれば、皆さんも是非立ち寄って欲しいです。
次回は、ヴェルサイユを出て、スペイン近くのペルピニャン(Perpignan)という都市近郊の町に行くので、そのことを紹介しますね、ではまた!
地方パンは迫力がありましたね。
遠くまで精力的に足を延ばして、移動もすっかり慣れたものですね。
ペルピニャン、ちょっと噛みそうな町の名前(笑)
どんな町なんでしょう。楽しみにしてますね。
Merci Beau Coup!
※この原稿の後、WIFI環境がないところに移動されたとメッセージをもらいましたので、次回は3月のお届けになる予定です。
Photo&Text:Hikari Inui
Chateau du Clos Luce(クロ・リュセ城)
Chateau Royal d’Amboise(アンボワーズ城)