10月は秋の入り口。いろんな食材がたくさん登場する季節です。でもまだ、 ちょっとお高い?10月だからこそ味わい深い、価値ある旬の食材を選んでみました。
旬の食材1. ラ・フランス
主な産地:山形
フランス原産の西洋梨。日本に入ってきたのは明治初期なのですが、普及したのは近年。あまりに手間と時間がかかるため缶詰が主でしたが、最近の生食ブームで一気にその美味しさが広がりました。果肉は多汁でとろけるように柔らかく、マスクメロンのような食感と適度な酸味と芳香が特長です。
旬の食材2. さんま
主な産地:北海道
秋を代表するお魚。北海道沖の豊富な栄養を蓄え、産卵の時期を迎えて南下するちょうど9月後半から10月にかけてが旬と言われます。脂ののりが一番いい頃合いなのですね。生で頂けるほどの鮮度感を、味わいたいものです。
旬の食材3. 黒あわび茸
主な産地:沖縄、長野
秋雨前線とともに出回り始める黒あわび茸。ヒラタケの仲間で高温多湿な亜熱帯地方が原産と言われます。肉厚で歯ごたえもしっかりして、コリコリとした食感。カサは開ききらず、淵に丸みのあるものが新鮮で味もいいようです。
旬の食材4. 赤ナス
主な産地:熊本
大正時代から愛されてきた熊本の伝統野菜。太くて長くて大きいのが特長です。でも見た目とは裏腹に、軽くて柔らかい。果肉はアクも少なくジューシーで、ほんのりとした甘みもあります。生でも美味しくいただけるほどです。
協力:add:PAINDUCE
TEXT & Photo:Pain Kitchen. Tetsuro Nanya