ライ麦パンは、ドイツやフランスなどヨーロッパを中心に広がったパン。酸味があって素朴な味わいが美味しいパンなのですが、ライ麦パンの特融の風味が苦手な方もいるので、和らげるためにクレームエペスと合わせたレシピです。生地作りは、少しべたついて扱いにくいので、上級者向きかもしれません。青かび系チーズもよく合いますし、アボカドとサーモンなど、スライスしてオープンサンドにすると、オシャレに美味しく頂けますよ。
調理時間 | Lv | 卵使用 | 乳使用 |
180分 | × | ○ |
材料 | |
ライ麦生地 強力粉(オペラ)120g ライ麦粉(全粒)80g 塩 4g インスタントドライイースト 2g クレームエペス60g 水 95g ※足し生地(発酵種)20g その他の道具 |
ボウルに、強力粉・ライ麦粉・塩を入れ、丁寧に混ぜる。
(イーストと塩が直接当たると発酵障害が起きるため)
(1)にインスタントドライイーストを入れ、丁寧に混ぜる。クレームエペス、水を入れ、ボウルの中で粉気が無くなるまで混ぜる。
※足し生地(発酵種) を入れる場合は、この時点で混ぜ合わせます。
作業台に生地を出し、台にこすり付けるように、弾力ができグルテンが繋がるまでこねる。生地が繋がったら、表面が滑らかになるまでたたく。膜が張る状態になればOK。
【1次発酵】 ラップをかけて温かいところで約30分。
丸めなおす。
【ベンチタイム】ラップをかけ、温かいところで30分間置きます
発酵カゴに打ち粉(小麦粉)を振る。生地を作業台へ出し、丸めなおす。 生地を表面が発酵カゴの底に当たるように入れる。
【2次発酵】ラップをかけ、温かいところで約50分置く。
※足し生地(発酵種)を入れる場合は、発酵が早く進むため30~40分経った時点で一度確認をしてください。
(オーヴンを240℃に天板も一緒に予熱し、焼成の準備をします。)
生地をクッキングペーパーの上に出し、クープナイフで十字に切れ目を入れる。オーヴン(240℃)内で事前に温めておいた天板の上へ生地を入れ、約17~20分焼成
※補足
足し生地(発酵種) 発酵種を入れることで、香りや風味をよくなり、ソフトなパンに仕上がります。 発酵種を作るには、このレシピで、一度発酵種を入れずに生地を作ります。分割前の段階で発酵種用に生地を分け、冷蔵庫で保存しておくと、次回の足し生地(発酵種)に使えます。(日持ちの目安は冷蔵にて4~5日)。 今回のレシピ動画では、フランスパン用の残り生地(一次発酵を終えた状態)を使っています。