旬の食材1. ヤングコーン
実が大きく成熟する前の2番穂を摘み取った若採りのとうもろこし。
収穫後は傷みやすいので生のものはなかなか手に入りにくかったのですが、最近では皮付きのものがそのまま出荷されているのを、よく見かけるようになりました。
生でもそのままいただけますし、茹でたり軽く焼いてもその柔らかな食感が楽しめます。
旬の食材2. ミズダコ
大きなものは3mにも成長するといわれるミズダコ。
マダコにくらべると身が柔らかく、水っぽいのでこの名が付けられ、身が柔らかく甘みがあるのが特長です。ちなみにマダコは、弾力のある食感が好まれミズダコとは正反対なのが面白いですね。
タコにはタウリンが多く含まれ、血中のコレステロールや血圧低下、肝機能の働きを高める作用があるため、酒の肴に向くとも言われています。
旬の食材3. うに
日本で食べられる「うに」といえば、「バフンウニ」と「ムラサキウニ」の2種類。
甘くて、口の中でとろけるあの食感がたまりません。
私たちが口にするのはウニの生殖巣で、夏にちょうど産卵期を迎えるため身も大きく、美味しく栄養価も高くなります。
和食ではそのままいただくことが多いのですが、洋食では様々な食材と併せてソースにすることも多くなりました。
実はあの明るい黄色も食欲を刺激する大切な要素のようです。
旬の食材4. さくらんぼ
実をつける果樹を「実桜(ミザクラ)」、果実のことは「桜桃」といい、通称「さくらんぼ」と呼びます。
最近では温室栽培で1月から見られることも少なくありませんが、本当の旬は5月~7月。さくらんぼ好きには「初夏の味」として親しまれています。
日本で最も有名な「佐藤錦」は、大正の初期から長年の苦労の末にナポレオンと黄玉を交配させて完成させた佐藤さんの名前にちなんで命名されました。
粒が大きく果皮にツヤがあり、色鮮やかなものが美味しいとされます。
こちらも食べ頃は収穫後2~3日。旬は、やっぱり一瞬なのです。
協力:add:PAINDUCE
TEXT & Photo:Pain Kitchen. Nanya Tetsuro
LEAVE A REPLY