黒豆のほのかな甘みと緑茶の香りがおいしく、形もかわいくバトン状に成形。おやつにもぴったりですよ。
調理時間 | Lv | 卵使用 | 乳使用 |
150分 | × | ○ |
材料(5本分) |
生地(約200g作る場合) 強力粉(オペラ60g・青星60g) 塩 1.2g インスタントドライイースト 1.2g 牛乳 12g 水 61g オリーヴオイル 18g フィリング 仕上げ |
強力粉・塩をボウルに入れ、丁寧に混ぜる。(イーストと塩が直接当たると発酵障害が起きるため)
今回は、国内産強力粉を2種類、灰分が高いものと低いもの2種類を使います。(1種類でも可)
※灰分とは、小麦の外皮に近い胚芽・フスマ部分の含まれる量を示し、灰分が少ないほど白い粉となります。外皮に近い部分が多いほど、ミネラルも豊富ですが、生地もベタつき扱いにくくなります。タンパク質は、多いほど釜伸びが良く、よく膨らみます。グルテンが少ないほど歯切れの良いさっくりとしたパンに仕上がります。
(1)にインスタントドライイーストを入れる。フォカッチャはあまりこねない生地なので、混ぜムラを防ぐために、粉の時点で丁寧に混ぜておく。
牛乳・オリーヴオイル・水を入れ、ボウルの中で粉気がなくなるまで混ぜ、作業台に出す。
作業台にこすり付けるように、生地の表面が滑らかになるまでこねる。フォカッチャ生地は、叩かない生地なので混ざったら完了。(約1~2分間目安)
緑茶パウダーを生地に乗せ、カードで切るようにざっくり混ぜます。所々に緑茶の香りを楽しめるようにしたいので、均一に混ぜるのではなくマーブル状にします。
【1次発酵】ラップをかけて、約30分
細長く棒状に5等分し、生地を少し引っ張って長さを出し、黒豆を乗せます。(1本につき8粒)生地を手前から向こう側へ黒豆を包み込むようにしっかり綴じます。台上で転がし、均一な太さにします。生地の綴じ目を下向きに天板に並べます。
【2次発酵】ラップをかけて、約30分
(オーヴンを250℃に予熱し、焼成の準備をします。)
表面をカリッとさせるために、オリーヴオイルを表面に薄く塗ります。 250℃のオーヴンで約6~8分焼成。
焼成後、表面に照りと甘みを出すために、焼きあがったらすぐに、薄くシロップを刷毛で塗り、完成です。